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昨日書いていた通り、今日は夜王鳳仙に焦点を当てていきましょう。流石、夜兎の王と呼ばれていただけに、その実力は銀魂の登場してきた敵の中で最強です!25巻では神威が戦いましたが、余裕があったのに対し銀さんの 場合は、序盤で木刀と真剣の二刀流で挑んでも、まるでダメージを与えられず、己の勝利を過信した隙に、月詠のキセルを右目に刺すだけで精一杯でした。 戦いの流れが変わったのは、月詠含め49人の百華が駆け付けた時でした。挑んでくる銀さんと月詠、百華たちの 眼が日輪と同じ「気高い魂」を持つ者の眼であることに、気付き焦りが生じ徐々に傷つきながらも、追い詰められていきました。 そして迎えた終盤では、銀さんと夜王ともに満身創痍の身でありながらも、ともに意地で立っていました。その時、激闘の果てに破壊された戦場に陽の光が差し込みました。新八と神楽、精太の働きにより夜王が今まで封じてきた『太陽』が吉原を照らしたのでした。 太陽の光の前にひるむ夜王は、血の涙を左目から流し、銀さんの渾身の一撃を受け外へと飛ばされ、その身体に 太陽の光を浴びました。その彼の胸に去来したのは、幼い頃の日輪(ひのわ)との会話でした。初めて出会った時、家族から引き裂いた鳳仙を憎むより、キレイな空を眺められないことをかわいそうだと語る日輪。 次に思い出したのは、土の中(地下)で暮らしていた時、お日様と喧嘩したらダメだと語る日輪。最後に思い出した のは、吉原の街の空を鉛色の空で閉じ、日輪が描いたお日様の絵を破り捨て去ろうとした時に、日輪が言ったこと を。「誰だって関係ないよ。おじちゃん、お日様はどんな人の上にも輝くんだよ。みんなに、光を当ててくれるんだよ。 おじちゃんの上にもきっと・・・きっと冷たくなったおじちゃんの心を温めてくれる。だからおじちゃん、お日様を嫌いに ならないでね。」 自分の上に高く光り輝く太陽の姿に、欲するかのように手を掲げる夜王。口では憎らしげにいいながらも、その美しさを認めざるを得ませんでした。神威は夜王に対し、消えない陽(日輪)を憎み愛したと語りますが、夜王はそれを 否定し、神威に語ります。 「欲しい者は全て戦って力ずくで奪う。気に食わぬ者も全て戦って、力ずくでねじ伏せる。愛も憎しみも、戦うことでしか表現する術を知らぬ。神威、お前もいずれ知ろう。年老い、己が道を振り返った時。我らの道には、何もない。」 その身を所所砕けながら、夜王は瞳を閉じます。その前に広がるは、死という真の夜。「死してなお、夜を住くが夜王の宿命か。」と歩を進めようとした時、後方から陽が差し込み閉じようとした眼を開いた時、そこには微笑みを浮かべる日輪がいました。己の最期を生涯ただ一人愛した者によって、彼の前に広がっていた闇は日輪が輝き、初めて笑顔を見せその日輪の中へと還っていきました。 今放送中の銀魂のOPでも、神威の姿が確認できるから、「吉原炎上編」もアニメで放送されると思います。夜王の 声は、私的には内海賢二さんがやって欲しい。ゲッターロボで演じていた帝王ゴールが言った『太陽』のセリフが印象深いし、夜王の「温い!温いわ!」も似合いそう。 |
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